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【2025/09/05 20:59 】 |
今日のおもしろニュース “ギリシャの黒澤明”アンゲロプロス監督が事故死…新作撮影中、バイクにはねられる


今日のおもしろニュースはこれ ↓

 「旅芸人の記録」やカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した「永遠と一日」などで知られる、ギリシャの巨匠テオ・アンゲロプロス監督が24日(日本時間25日)、アテネ郊外で新作映画の撮影中、バイクにはねられて死去した。76歳だった。1970年に「再現」で長編デビュー。長回し撮影による映像など、独自の手法を貫いた。日本の多くの映画監督にも影響を与えた巨匠の突然の死は、世界中の映画人とファンに悲しみを与えた。



 独特の長回しや曇天にこだわっての撮影、360度をなめ回すようにカメラを動かすなど、かたくなに独自の手法を貫き、地位を築き上げたアンゲロプロス監督が、撮影中の事故で突然この世を去った。



 AP通信などによると、アンゲロプロス監督は首都アテネ近郊のピレウス港付近に建設されたセットで最新作「The Other Sea(もう一つの海)」を撮影していた。道路を渡ろうとしたところ、走ってきたバイクにはねられ、頭を強打。すぐにアテネ市内の病院に搬送されたが、治療のかいなく、死亡が確認されたという。バイクを運転していたのは非番の警察官で、こちらも重傷を負った。事故現場は、トンネル内だったという話もある。



 監督は母国・ギリシャの自然と歴史の中で生きる人間の姿を、哲学的に描き出すことで知られた。長回し撮影で、セリフが少なく、静かに時間が経過していく作品が多いことから、ギリシャでは「寝付きの悪い子には、アンゲロプロスの映画を見せろ」と、ことわざ的に使われることもあった。



 また、黒澤明監督と交流があったことでも知られ、昨年の東京国際映画祭で上映されたドキュメンタリー映画「黒澤、その道」(カトリーヌ・カドゥ監督)でも思い出を語っていた。



 最新作「The―」は、20世紀のギリシャを描く第1弾「エレニの旅」(05年)、第2弾「第三の翼」(年内公開予定)に続く新たな三部作の第3弾。世界恐慌前の1928年のギリシャを舞台にした風刺劇という。監督は「今年中には完成させたい」と話しており、来年のカンヌ国際映画祭への出品を予定していたという。



 ◆テオ・アンゲロプロス 1935年4月27日、ギリシャ生まれ。アテネ大学を卒業後、仏パリのソルボンヌ大学に留学。中途退学後はギリシャに戻り、映画評を書きながら過ごす。68年、初監督作の短編「放送」を発表。70年に「再現」で長編デビュー。75年の「旅芸人の記録」で名声を確立。80年、「アレクサンダー大王」でベネチア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)、98年には「永遠と一日」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞。





(この記事は社会(スポーツ報知)から引用させて頂きました)

アンゲロプロス











テオ・アンゲロプロス監督は、ギリシャが舞台以外の映画を作っていますか? また、...

テオ・アンゲロプロス監督は、ギリシャが舞台以外の映画を作っていますか?

また、テオ監督と同じくらいの長まわし撮り(無声の部分が多い)作品を撮る監督・作品でオススメはありますか





- 回答 -

次回作の『第三の翼』は『エレニの旅』の続編で、ヨーロッパを離れてニューヨークまで行くらしいですよ。

映画は完成しているんですが、日本での配給がまだ決まっていないそうで。



ちなみに長回しの上手い監督でおススメの映画は(下の方が書いているので溝口健二は除きます)





相米慎二『翔んだカップル』『台風クラブ』『ションベンライダー』



青山真治『Helpless』『EUREKA』



黒沢清『よろこびの渦巻』『勝手にしやがれ!! 英雄計画』『CURE』『ニンゲン合格』『復讐 消えない傷痕』



諏訪敦彦『2/デュオ』『M/OTHER』『ユキとニナ』



神代辰巳『青春の蹉跌』『赫い髪の女』『黒薔薇昇天』『棒の哀しみ』



井口奈己『犬猫』『人のセックスを笑うな』



侯孝賢『悲情城市』



賈樟柯『青の稲妻』『世界』『長江哀歌』



ホン・サンス『アバンチュールはパリで』



オーソン・ウェルズ『黒い罠』



ジャン・ルノワール『素晴らしき放浪者』



ジャン・リュック・ゴダール『ウィークエンド』



エリック・ロメール『レネットとミラベル』『緑の光線』



アレクサンドル・ソクーロフ『エルミタージュ幻想』



ベルナルド・ベルトルッチ『ラストエンペラー』『ラスト・タンゴ・イン・パリ』



フィリップ・ガレル『内なる傷痕』『秘密の子供』



レオス・カラックス『ポーラX』



アンドレイ・タルコフスキー『ノスタルジア』



ペドロ・コスタ『ヴァンダの部屋』





この中でアンゲロプロスに近い感じの長回しをしている監督は、黒沢清・ベルトルッチ・タルコフスキーでしょうか。

特に黒沢清はアンゲロプロスの影響を公言しているので(対談もしています)、『よろこびの渦巻』や『勝手にしやがれ!! 英雄計画』ではもろアンゲロプロスな画面が出てきます。

あと、『エルミタージュ幻想』は90分全編ワンカットというとんでもない映画です。



個人的には『ションベンライダー』の長回しが忘れられません。強烈な原体験として脳裏に刻みつけられています。



(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)

アンゲロプロス





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【2012/01/26 20:23 】 | 未選択
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