今日のおもしろニュースはこれ　↓

　野田佳彦首相は岡田克也氏の副総理起用という一点勝負で反転攻勢に打って出た。消費税増税を含む社会保障と税の一体改革を成し遂げるには、民主党幹事長時代に野党と信頼関係を築いた岡田氏の力が必要と判断した。ただ、輿石東幹事長や小沢一郎元代表に配慮し、安全保障問題に精通しているとはいえない田中直紀氏を防衛相に起用するなど「党内目線」（閣僚経験者）での改造にとどまった。



　◆輿石氏意向に配慮



　新内閣発足後の記者会見。小沢氏に近い議員が岡田氏起用に反発していることを聞かれると、首相は感情をむき出しにした。



　「今、ご指摘いただいた声って本当に多いんですか？　多いんですか？　岡田さんが行政改革、一体改革に責任を持つ立場になったことに期待する人の方が多い。私とは認識が違う」



　内閣改造の狙いは昨年１２月に参院で問責決議を受けた一川保夫前防衛相、山岡賢次前消費者問題担当相の更迭だったが、首相は辞表取りまとめの閣議で「組閣での人選は適材適所だが態勢強化のため代えた」と発言。山岡氏に「山岡さん自身に瑕疵（かし）は全くない」と慰めてもいる。



　「辞めてもらう人にどういう話をするか悩んだ」という首相だが、適材適所ではなかったと信じているのは間違いない。



　首相は最近、親しい議員に３つの判断ミスを認めている。ひとつは昨年１１月、環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）交渉参加の表明を１日延期したこと。ひとつは同月に公明党の高野博師元参院議員を内閣官房参与に起用しようとして同党の怒りを買い、断念に追い込まれたこと。そして、最後のひとつが一川、山岡両氏をすぐに更迭しなかったことだ。首相のリーダーシップ欠如と受け取られ、内閣支持率は転げ落ちた。



　だが、２人の交代には障害があった。輿石氏が強く反対したのだ。



　「大義がない。２人だけじゃ改造じゃなくて単なる交代だ」



　輿石氏の意向は無視できない。そこで首相が目を付けたのが消費税増税に熱心な岡田氏起用という「大義」だった。首相は周辺に「岡田さんが受けてくれれば改造は成功だ」と漏らすほど執念を燃やした。



　◆党内融和なお腐心



　副総理に岡田氏を据えることでライバルの前原誠司政調会長が「ポスト野田」の最有力ではないことを明確にし、衆院選直前に選挙の顔をすげ替える動きが出るのを封じ込める狙いもあったようだ。加えて、消費税増税に「不退転の決意」を示す効果も見込める。



　拉致問題に熱心に取り組んできた松原仁氏を拉致問題担当相に抜擢し、首相は保守政治家としてのカラーも出した。ただ、人事の顔ぶれからは政権基盤が弱い首相がなお党内融和に腐心した様子が見て取れる。



　一川氏と同様、参院議員で小沢グループに所属する田中氏を起用したことは、安全保障の知見よりも輿石氏や小沢氏への配慮が先に立ったのは明らかだ。民主党参院中枢は「妻の真紀子さんは外相までしただろ」と苦しい説明をした。



　菅直人前首相に近い平岡秀夫氏の後任に菅グループの小川敏夫氏を法相に起用。前原グループでは小宮山洋子厚生労働相を留任させたが一体改革に関する国会答弁には不安が残る。



　「君子豹変（ひょうへん）する」



　昨年末に政府・与党の一体改革大綱素案を決定して以来の首相の口癖だ。支持率が危険水域とされる２割に近づくなか、政権発足から４カ月余りで改造に踏み切ることで、首相が「背水の陣」を敷いたことだけは間違いない。これで政権浮揚につながらなければ、首相を待っているのは退陣か追い込まれ解散だ。（加納宏幸）





(この記事は政治（産経新聞）から引用させて頂きました)

瑕疵







『瑕疵(カシ)期間』もしくは『瑕疵(カシ)』ってなんでしょうか？

『瑕疵(カシ)期間』もしくは『瑕疵(カシ)』ってなんでしょうか？





- 回答 -

瑕疵(カシ)

瑕疵（かし）とは、ある物に対し一般的に備わっていて当然の機能が備わっていないことらしく、欠陥品のことでもあるらしいです。そしてあるべき品質や性能が欠如していることでもあるらしいです。

用法的には行政行為の瑕疵もあるそうです。

あと商法的には売主が知らせなく、買い主が注意をはらっても気づかないような場合がこれにあたるそうです。

このようなトラブルから民法上では「瑕疵担保責任」の条項が決められているそうです。

一例として不動産用語的には住まいの売却時には気づかなかった建物の欠陥が、引き渡し後一定期間内に見つかった場合、売主は無料補修や損害賠償をする責任を負うというものらしいです。

法律で瑕疵担保責任の対象となるのは「構造耐力上主要な部分または雨水の浸入を防止する部分」とされており、構造耐力上主要な部分等については10年間。その他の瑕疵については2年間とする場合がほとんどであるらしいです。

ということで『瑕疵(カシ)期間』とは、その一定の期間であり

例として商法第526条（目的物検査及び通知の義務）第一項に掲載されたものや民法570条、同法570条、566条3項にあたる期間であると思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%91%95%E7%96%B5

http://www.home-knowledge.com/kouza/ko02.html



（この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました）

瑕疵





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