今日のおもしろニュースはこれ　↓

　◇バンコクで開催

　障害のある人がつづった詩をメロディーに乗せて歌う「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭」が先月２９日、タイ・バンコクで開かれた。１１回目の今年は、ベトナムやオーストラリアなど１２の国と地域の代表が参加。「音楽」という共通の文化で、華やかなステージを作り上げた。各国の代表が披露した歌の一部を紹介する。【石田奈津子】

　◇「羊飼いの歌」　ベトナム、ハ・チュオンさん

　ベトナム代表のハ・チュオンさんは２歳の時、視力障害で失明した。幼い頃から音楽に親しみ、ハノイの国立音楽院を主席で卒業。一弦琴のプロの音楽家として活躍する。

　空に舞うたこに希望を見い出し、その美しさをつづったもの。「私は見えないので、友達がその様子を言葉にして教えてくれた。ゆったりと空を舞うその姿を想像し、とても心が動かされた」。

　♪風がやわらかくたこを揚げて　愛らしい村はとても平和です／（中略）／たこよ！　たこよ！　私の小さな夢を揚げておくれ／若者たちの望みを青空に持って行っておくれ／子ども時代の夢とたこで　私の中で人々への愛が育っていく♪

　◇「美しき人生」　インドネシア、キャロリーナ・リンカンジュニタさん

　インドネシア代表で視覚障害を持つキャロリーナ・リンカンジュニタさん（３３）は、きらびやかなインドネシアの伝統衣装で登場。きゃしゃな体から迫力ある力強い声を響かせ、客席を沸かせた。

　「目が見えなくても人生はとても豊かになることを伝えたかった」。２２歳で結婚。２児の子育てをしながら、クラブでＤＪも。「子供たちはとても助けてくれる。でも今回は会場に来ていないので、今頃寂しがっているはず」とはにかんだ。

　♪光のない人生だけど　何も残念に思わない／ピッチを合わせてステップを保つ　すごく美しい調子を聞いた／太陽　月光　星のきらめき　すべて考えて想像する♪

　◇「雷」　オーストラリア、ジェス・パターソンさん

　オーストラリアからは、ダウン症のジェス・パターソンさん（２５）が、ラップを取り入れたロックを披露。間奏ではダンスも見せ、会場からは大きな拍手が起こった。

　今回の詩は、「もし自分が雷に打たれたらどうするか」を想像してつづった。パターソンさんにとって雷は「情熱や力」のイメージといい、「力強い曲調にして、皆を楽しませたいと思った」と笑顔で話した。

　♪サイクロンの暴風が私を道路から吹き飛ばす／私を空に舞い上げ　足元に戻した／私がどこにいるのか　どこにいたのか分からない／これが全部夢なのかも言うことができない♪



３月６日朝刊

(この記事は奈良（毎日新聞）から引用させて頂きました)

ダウン症











ダウン症ってなんですか？

ダウン症ってなんですか？







- 回答 -

ダウン症候群（ダウン症）についてですね。



ダウン症候群

■概説 ヒトは22対の常染色体と2本の性を決定する染色体、合計46本の染色体をもっています。21番染色体が3本あるために起こる生まれつきの病気をダウン症候群と呼んでいます。この病気は1866年にイギリスの眼科医Downが報告したことにはじまりますが、それ以前からこの病気が存在していたことがわかっています。染色体の異常が原因だとわかったのは1959年になってからです。病気の発生率は出生1,000人に対し1人の割合です。精子や卵子がつくられるときに染色体が分離しますが、分離がうまくいかないことが染色体異常を引き起こす大事な原因の1つです。母親の年齢が高くなるにつれて染色体がうまく分離しない割合が高くなることが知られており、ダウン症候群も母親の年齢が高いほど発生率が高くなります。たとえば母親の年齢が40歳になると、ダウン症候群の発生率は出生100人に対し1人まで上昇します。



■身体的な特徴の1つとして変わった顔貌（がんぼう）があげられます。顔の起伏が少なく、鼻とくに両目の間の部分が低く、切れ上がった目をしています。また、頭が小さくとくに前後の長さが短い、小指が短い、手のひらのしわが猿線といわれるように1本になっているなどの特徴があります。

身長、体重は正常児に比べると小さく、ダウン症児の標準成長曲線がつくられていますので、この成長曲線に合わせて成長を考えることが必要です。筋緊張が弱く、乳児期は体がとても柔らかいのが特徴です。運動の発達も遅れ、歩行開始の平均年齢も2歳くらいになります。知能指数は30～59に80%が含まれ、社会生活能力指数は60～70が多いとされています（正常児の平均は100です）。

多くの合併症が知られていて、これらの合併症の程度が生命的な予後に大きく関係しています。先天性心臓疾患は約40%の患者に発生し、心室中隔欠損（しんしつちゅうかくけっそん）がもっとも多くみられます。また、一般的にはまれな奇形である心内膜症欠損が心合併症の約20%に起こり、これがダウン症候群の大きな特徴とされています。肺血管が硬くなる肺高血圧症に一般の子どもより早くなりやすいため、早い時期の手術が必要となることが少なくありません。

十二指腸閉鎖や鎖肛（さこう）といった消化管の奇形が3～8%に、頸椎の異常である環軸椎不安定症が10～30%にみられます。また難聴が60%程度にみられ、ダウン症候群の患者でよくいわれる「頑固さ」が実は難聴に起因していることが多いことが指摘されています。近視、遠視、乱視、斜視といった眼科的な異常もかなり高率にみられます。白血病の合併が多いことが有名ですが、発生頻度は1.6%程度です。



■血液で染色体を検査することによって確定診断をします。90～95%は21番染色体が3本あることで診断されますが、他の染色体の一部が21番染色体に結合すること（「転座」といいます）によって発病することがあります。転座が原因の場合には、約50%の確率で両親のどちらかが転座染色体の保因者であることもわかっています。

21番染色体が3本のタイプの標準的なダウン症候群は突然変異で起こるので両親に原因はありませんが、経験的には次にダウン症の子どもが産まれる確率は通常の約5倍の確率であることがわかっています。羊水（ようすい）検査で生まれる前に診断をすることも可能ですが、様々な問題が起こることもあり、専門施設で遺伝カウンセリングを受けることが勧められています。

http://health.yahoo.co.jp/katei/detail/?sc=ST111010&dn=2&t=keyより引用しています。



参考になりましたら、幸いです。



（この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました）

ダウン症



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